ビジネスの場において英会話での挨拶は、会話の第一印象を左右するコミュニケーション要素になります。
特にビジネスシーンや初対面の場面では、英語での適切な表現や英語圏のマナーを理解しているかどうかで、相手に与える印象が大きく変わります。
本記事では、基本の英会話挨拶表現から丁寧な言い回し、自己紹介のコツ、再会時のフレーズまでを英語での例文+日本語訳付きで、わかりやすく解説しました。
英語に自信がない方でも、そのまま使える実践フレーズを多数紹介しているので、ビジネスの場面に応じて使い分け活用してみてください。

ビジネスで使える英語での挨拶
英語の挨拶マナーについて
英語挨拶のポイント
シチュエーション別挨拶例
まとめ
ビジネスで初めて会う相手には、まず時間帯に合った挨拶から始めるのが基本です。
最初の一言で印象が決まるため、丁寧かつ自然な表現を選びましょう。
英語圏のビジネス文化では、挨拶は単なる形式ではなく「相手への敬意」を示す重要なコミュニケーションの一部とされています。
そのため、英語の挨拶だけでなく声のトーンや笑顔、アイコンタクトなどの非言語要素も、印象に大きく影響します。
一般的なビジネスシーンでは、挨拶 → 名乗り → 感謝や一言という流れが自然です。
たとえば、挨拶だけで終わるよりも、自己紹介や来訪への感謝を添えることで、礼儀正しく信頼感のある印象になります。
また、相手の名前が分かっている場合は「Mr.」「Ms.」などの敬称を付けて会話を行うと、よりビジネス英語らしい丁寧さが伝わります。
ビジネスシーンでの初対面では、カジュアルすぎる英会話表現を避け、まずは標準的で無難な英語フレーズを使うのが安心です。
英語に慣れてきたら、相手の雰囲気や関係性に合わせて少し柔らかい言い回しへ調整すると、自然なコミュニケーションが取れるようになります。
特に海外のビジネスシーンでは、堅苦しさよりも「感じの良さ」や「誠実さ」が重視される傾向があるため、正確な文法以上に落ち着いた態度と明るい表情を意識することが大切です。
<基本フレーズ英会話>
(こんにちは/はじめまして)
(こんにちは ※ややカジュアル)
(おはようございます)
(こんにちは)
(こんばんは)
<丁寧さを加える例>
(こんにちは、おはようございます。お元気ですか?)
→ 時間帯+体調確認をセットにした丁寧な基本挨拶。
(こんにちは。お会いできてうれしいです。)
→ 初対面の昼の挨拶として自然。
(こんばんは。お会いできてうれしいです。)
→ 夜のフォーマル挨拶。ビジネスディナーなどで使用。
<初対面の英会話定番フレーズ>
(お会いできてうれしいです)
(お会いできて光栄です)
(お目にかかれて光栄です)
—返答例
(こちらこそお会いできてうれしいです)
(こちらこそお会いできて光栄です)
(光栄なのはこちらです)
→ 最も丁寧で洗練された返答。
<対面が初めて>(オンラインでは会ったことがある場合)
(ついに直接お会いできてうれしいです)
(ようやく対面でお会いできてうれしいです)
→ 現代のビジネスではオンライン後の初対面が多いため、実用性の高い英会話表現になります。
挨拶の後は、自分の名前・会社名・部署を簡潔に伝えます。
社外向けと社内向けで表現を少し変えるのがポイントです。
<基本自己紹介>
(山田太郎です)
(私の名前は山田太郎です)
→ 後者のほうがややフォーマル。
<会社名を入れる>
(ABC株式会社の山田太郎です)
(山田太郎と申します。ABC株式会社で働いています)
<部署を伝える>
(営業部所属です)
(マーケティング部に所属しています)
(人事部で働いています)
(経理チーム所属です)
<部署表現例>
<名前の呼び方を補足>
(タロウと呼んでください)
(ケンと呼んでください)
→ 英語圏では、呼び名指定は一般的な礼儀です。
自己紹介のあとに感謝や喜びを一言添えると、より好印象になります。
ビジネス挨拶では短く端的に伝えるのが理想です。
<基本表現の英会話>
(お会いできてうれしいです)
(お会いできてうれしいです)
(お会いできてうれしく思います)
—より丁寧
(お会いできて大変うれしく思います)
(お会いできて光栄です)
(お会いできて大変光栄です)
<機会への感謝>
(お時間をいただきありがとうございます)
(この機会に感謝いたします)
(本日はお招きいただきありがとうございます)
>>会話例
(お会いできて大変うれしいです。本日はお招きいただきありがとうございます)
(お会いできて光栄です。お時間をいただき感謝します)
ビジネス挨拶では、自分の担当内容を簡単に説明すると、その後の会話がスムーズになります。
担当している、と伝える英会話表現は複数あるため、役割の重さに応じて使い分けましょう。
<基本表現の英会話>
(営業を担当しています)
(マーケティングの責任者です)
(カスタマーサポートを担当しています)
(製品開発を統括しています)
–違いのポイント
→ 役職・立場に応じて使い分けると自然。
—具体例
(新入社員採用を担当しています)
(海外営業チームの責任者です)
(顧客対応を担当しています)
(プロジェクトの計画と実行を統括しています)
<経験を添える>
(営業を5年間担当しています)
(マーケティング経験が10年あります)
(デジタル戦略を専門としています)
→ 経験を付け加えると、その分信頼性が上がる。
ビジネスの場においても、再会時は「また会えてうれしい」という表現を使うのが自然です。
初対面の meet ではなく、再会では see を使う点がポイントになります。
Meetとseeの使い分けについては、ビジネスの場だけでなく通常の英会話の時から意識しておけば、スムーズに取り入れることが可能になるでしょう。
英会話例を参考にしながら、ビジネスシーンのシチュエーションを想像して準備しておくと間違いがありません。
<基本挨拶の英会話>
(こんにちは。またお会いできてうれしいです)
(お会いできてうれしいです)
(またお会いできてうれしいです)
—返答例
(こちらこそお会いできてうれしいです)
(こちらこそです)
(私も同じです)
<近況を尋ねる>
(お元気ですか?)
(最近どうですか?)
(調子はいかがですか?)
—返答
(元気です、ありがとう)
(とても元気です)
(かなり調子いいです、ありがとう)
<久しぶりの再会>
(お久しぶりです)
(久しぶり!)
(久しぶりにお会いできてうれしいです)
—英会話例
ビジネス英語の挨拶では、フレーズだけでなく態度や所作も重要です。
英語圏では日本と文化が異なるため、同じ感覚で対応すると失礼になる場合があります。
ここでは、押さえておきたい基本マナーを解説します。
英語圏では挨拶時に軽い握手を交わし、相手の目を見て話すのが一般的なマナーです。
特に初対面では、視線を合わせて話すことで誠実さや自信を示せます。
視線を合わせないことにより、自信がないと思われたり、失礼に感じられることもあるため、ビジネスの場では特に注意が必要です。
–英会話例文
(お会いできてうれしいです)
(本日はお越しいただきありがとうございます)
近年は状況により握手をしない場合もあり、軽くうなずく程度でも問題ありません。
日本では最初に名刺交換をすることが多いですが、海外では挨拶や会話を優先する傾向があります。
名刺は会話が始まってから、もしくは終了時に渡しても失礼にはなりません。
<名刺交換の自然な切り出し方>
—英会話例
(名刺をお渡ししてもよろしいでしょうか)
(こちらが私の名刺です)
英語では、過度にかしこまった表現よりも「親しみやすさ」が重視される傾向があります。
たとえば、必要以上に堅い言い回しをすると距離感が生まれてしまうこともあるので、親しみやすい言葉をつかえるように意識しましょう。
<自然かつ丁寧な英会話表現>
(はじめまして/お会いできてうれしいです)
(お会いできて光栄です)
英語では会話中に名前を呼ぶことが好印象につながります。
–英会話例
(スミス様、お会いできてうれしいです)
(サラさん、お時間ありがとうございます)
英語のビジネス挨拶は、単にフレーズを覚えるだけでなく、「流れ・長さ・表現の選び方・態度」の4つを意識することで、相手に与える印象が大きく変わります。
特に初対面の場面では、話す内容そのものよりも、伝え方や簡潔さ、礼儀正しさが評価されやすいため、英語での挨拶のポイントとなる基本ステップを理解しておくと、挨拶からの会話もスムーズに進みます。
ビジネス英語の挨拶は、いくつかの基本ステップを覚えておくと、どんな場面でも応用できます。
英会話での挨拶の流れを体系的に理解しておけば、商談・面接・会議・オンラインミーティングなど状況が変わっても柔軟に対応できます。
特にビジネス英語では「短く・明確に・丁寧に」が共通原則となるため、型を身につけておくと英語に自信がない場合でも安心して話せるようになるでしょう。
ビジネス挨拶は、次の流れを意識すると自然です。
—英会話例文(完成形)
Hello.
(こんにちは)
My name is Ken Tanaka from ABC Corporation.
(ABC社の田中健と申します)
It’s a pleasure to meet you.
(お会いできて光栄です)
I’m in charge of overseas sales.
(海外営業を担当しています)
Today I’d like to talk about our new product.
(本日は弊社の新製品についてお話ししたいと思います)
英語では、挨拶は長く話すより簡潔にまとめる方が、相手に好印象を与えます。
特に初対面では、長すぎる自己紹介は避けたほうが無難です。
<良い英会話例>
• I’m responsible for marketing.
(マーケティングを担当しています)
• I handle customer relations.
(顧客対応を担当しています)
<避けたい英会話例>
• I’m responsible for marketing, planning campaigns, analyzing data, managing teams, and creating strategies…
(私はマーケティング、キャンペーン企画、データ分析、チーム管理、戦略立案などを担当しています…)
このように長すぎる挨拶は、ビジネスでの挨拶の場にはそぐわない場合がああるので注意が必要です。
相手が言った挨拶をそのまま返すのは、英会話では自然なリアクションです。
–英会話例
• A: Good morning. (おはようございます)
• B: Good morning. (おはようございます)
• A: Nice to meet you. (はじめまして)
• B: Nice to meet you, too. (こちらこそ、はじめまして)
「meet」と「see」は英単語の意味は似ていますが、使い分けを行うと良いでしょう。
<初対面の時>
Nice to meet you (はじめまして)
<再会した時>
Nice to see you (また会えてうれしいです)
英語の挨拶では、表情や声の明るさも大切です。
同じ英会話でも無表情だと冷たい印象になるため、軽い笑顔を意識しましょう。
ここでは、実際のビジネスシーン別にそのまま使える例文を紹介します。
<初対面(取引先)>
英会話例文
(こんにちは。グローバルテックの佐藤由紀です)
(お会いできて光栄です)
(商品開発を担当しています)
(ご一緒できるのを楽しみにしています)
<社内で初めて会う人>
英会話例文
(こんにちは、マーケティング部のケンです)
(はじめまして)
(このプロジェクトでご一緒します)
<会議の冒頭挨拶>
英会話例文
(皆さん、こんにちは)
(本日はご参加ありがとうございます)
(まず自己紹介から始めさせてください)
<商談・プレゼン開始時>
英会話例文
(本日はお時間ありがとうございます)
(弊社の新サービスについてお話しします)
(本日は提案のご説明に参りました)
<久しぶりの再会>
英会話例文
(またお会いできてうれしいです)
(お元気でしたか?)
(お久しぶりです)
返答例
(元気にしていました。ありがとうございます。あなたはどうですか?)
<カジュアル寄り(関係構築後)>
英会話例文
(調子どう?)
(最近どう?)
(どうしたの?/調子どう?)
返答例
(かなりいいよ)
(悪くないよ)
(いつも通りだよ)
<別れ際の挨拶>
英会話例文
(お話できてよかったです)
(本日はお時間ありがとうございました)
(また近いうちにお会いできれば幸いです)
<オンライン会議での挨拶>
英会話例文
(こんにちは、聞こえていますか?)
(会議に参加していただきありがとうございます)
(ようやく直接お会いできてうれしいです)
このように、ビジネス英語の挨拶はシチュエーションに応じて表現を使い分けると、より相手に好印象を与えることができます。
場面ごとの定番英会話フレーズをあらかじめ覚えておけば、実際の会話でも落ち着いて対応でき、ビジネスシーンで相手に与える印象も自然と良くなります。
まずはよく使う場面の英会話表現から身につけ、状況に合わせて柔軟に使いこなせるようにしていきましょう。
英語のビジネス挨拶は難しい表現を覚えるよりも、「状況に合った一言を自然に使えること」が大切です。
初対面では丁寧さを意識し、再会時は親しみを込め、自己紹介では名前・所属・役割を簡潔に伝えるのが基本となります。
また、近況や感謝、喜びの一言を添えるだけでも、ビジネスの相手の印象は大きく向上します。
今回紹介したフレーズをいくつか覚えておくだけでも、英語でのコミュニケーションは格段にスムーズになります。
まずは使いやすい英会話表現から取り入れ、実際にビジネスの場で会話しながら少しずつ慣れていきましょう。